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児童300人の鉛中毒事件 審理開始

2015年06月15日

【新唐人2015年06月15日】2014年4月、「湖南省衡陽(こうよう)市の児童300人の血液中の鉛濃度が基準値を超えている」という報道が中国で注目されました。この事件は今年3月になってようやく立件しましたが、各方面からの圧力の下、進展が見られませんでした。6月12日になって、ようやく審理が始まりました。

 

中央テレビの調査によると、地元の化学工場が排出した汚水の中に含まれる鉛濃度は基準値を60倍以上、亜鉛濃度は基準値を20倍以上超えていました。しかし、地元官僚は児童の血液中の鉛濃度が基準値を超えたのは、鉛筆を噛む癖があるからだと述べ、非難を招きました。

 

この事件が地元政府の工業団地への企業招致に影響を与えかねないため、4月28日に予定されていた裁判は6月12日に延期されました。原告の53の家庭も、各方面から圧力を受け、40人あまりが原告を降りました。

 

6月12日、多くの地元市民が傍聴のため、早い時間から裁判所に駆けつけました。

 

被害児童の家族

「入院していた時に、これらの検査をしました。息子は毎月血液の鉛濃度検査の必要があると明記されています。彼らから説明がないので、当然訴えます。賠償でも治療でもいいから、とにかく説明と解決を求めます」

 

地元村民 趙東云さん

「基準値を超過したのは300人以上です。ここの井戸さえも濃度が237です。基準値は40のはずです。養殖池も空っぽです。魚が全部死にましたから、ここの稲も食べられません」

 

衡東経済開発区の大浦鎮に位置しています。ここにある汚染企業数社によって、児童たちが鉛中毒になっているほか、地元の土壌や水源も汚染され、米からはカドミウムが検出されています。

 

鉛中毒は児童の成長に破壊的な影響を与えます。発育に影響するだけでなく、知能指数が低下し、暴力的になりがちです。

 

原告側の弁護士 戴仁輝さん

「どんな判決になるかわかりませんが、このような方法を採って、法廷で審理できるようになったことに重要な意義があります」

 

中共当局は過去数十年間、環境を代償に経済を発展させ、国民も多くの犠牲を強いられました。

 

被害児童の家族

「結果はどうなるか わかりません。多くのことも私はよく分かりません。今日専門家が色々言いましたが、彼らには各種の理由があります。多くの証拠も何の関係もありません。しかし息子の病気は変わらない事実で、何度検査しても数値がまだ198です」

 

原告側の弁護士 胡少波さん

「今日 原告は和解に同意しましたが、被告は同意しませんでした。このような状況下で裁判所が、原告側の勝訴判決を下すかどうか私は楽観視しています」

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/06/12/a1203346.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

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